ハンドリング練習

2021/11/28 回復期病院に勤務されているセラピストさんがきてくれました。テーマは「疼痛」「体幹」!!

埼玉県から受講生さんが参加してくれました🙌

今回は脊柱起立筋の疼痛に関して、評価や治療のハンドリングを一緒に練習していきました!

テーマは「疼痛」

疼痛の部位は恐らく評価は出来ていて、モビライゼーションなどアプローチをしていても、次の介入時や数日すると患者様からまた同じ訴えが…。はたして治療していた部位は根本的な問題点をなのか??

スタートはディスカッションから

現在、臨床で困っていることをディスカッションをしながら、今回のハンドリング練習は
「姿勢分析・運動分析を中心とした根本的な問題点を見つける評価の練習」と、
「多裂筋の促通」を実施することに決定❗️❗️❗️

姿勢分析・運動分析では臨床推論を行ながら、評価の環境設定を考え問題点を絞っていく
考え出した問題点に対して、治療の環境設定やハンドリングの選択を行いました🙌

すこしボリュームが少なかった多裂筋もはっきりみえるようになりました。

ハンドリング練習で行った多裂筋の重要性を体感してもらうと、「背が少し高くなったかも!」という発言が聞かれました!!

その後はスタッフが被検者となり、ハンドリング練習を行い計3時間ほどハンドリング練習会を行いました!

余談ですが、Kaderらは腰痛患者の約80%に多裂筋の筋萎縮が見られたと報告しています。
Kader DF, Wardlaw D, et al.: Correlation Between the MRI Changes in the Lumbar Multifidus Muscles and Leg Pain. Clinical Radiology. 2000; 55(2):145–149.

腰痛があるなら腹筋をしなさい!ということを耳にすることがありますが、多裂筋の重要性も忘れずに!

リアライズの練習会は、特にやることを決めていません!

お申し込み頂いたセラピストとディスカッションを行ってから、その解決に向けて一緒に考え、そこに必要なハンドリングを練習していきます。あくまでもこちらが教えるというスタンスではなく、ディスカッションしながら一緒に考え、一緒に練習させてもらいます。

なので、「講習会」ではなく「練習会」なんです!僕らも勉強になるからこそ、無料で行っているのです。 ハンドリング練習に興味のある方は、お気軽にご連絡ください。